商品ID番号:MGA0029-20
商品:オーナメント(装飾)、花器
サイズ:直径40cm(一番広い箇所) / 高さ18cm(一番高い箇所)
カラー:オリーブ
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イランにおけるガラス器の歴史は古く、3世紀から7世紀にかけてペルシャササン帝国地域では、私たちが現在使用している一般的なガラスの原材料となるソーダ石灰硝子とほぼ同じ材料からガラス器が製造されていました。それらは「ササンガラス」としてシルクロードを経由して遥か日本へも渡来しています。正倉院に収蔵されている白瑠璃碗(はくるりのわん)はあまりにも有名なササンガラスを代表する切子硝子です。
こちらは、卓越したガラスのアートワークや彫刻を手掛ける芸術家ゴルカル氏の工房の吹きガラスです。同氏は、テヘランのガラスとセラミックの博物館の館長を14年務め、美術大学でガラスアートの教鞭を執るという、大変ユニークで豊富な経験をもつアーティストです
オリーブ色のボディに波打つ口縁部がとても印象的なガラス器です。胡蝶蘭を垂らすように生けますと、上品な雰囲気になりました。紫陽花や百合もよろしいかと思います。客間やリビングのローテーブルに飾るだけでぐっと華やかになりますね。